この世界に一人きりだと思っていた あなたに出会うまでは

望んでしまった 少しでも長く この人と居たいと

introduction

目黒 蓮(Sbow Man)×今田美桜 累計発行部数700万部突破(※コミック、電子書籍の数字含む。) 今最も注目のラブストーリーを塚原あゆ子監督(「最愛」「MIU404」「アンナチュラル」)が待望の映画化

2019年に小説とコミックが刊行されるやいなや、瞬く間にシリーズ累計発行部数が700万部 (※コミック、電子書籍の数字含む。/2023年5月現在)を突破、2022年春にはテレビアニメ化も発表された「わたしの幸せな結婚」。

明治・大正期を彷彿とさせる架空の世界を舞台に、心を閉ざしたエリート軍人と、家族に虐げられて育った少女の政略結婚から始まる異色のラブストーリー。孤独な二人が少しずつ互いの大切な人になっていく姿が多くの共感を呼んだ本作が、ついに実写映画化!

美しく冷酷無慈悲な主人公・久堂清霞くどう きよかを演じるのは、本作が映画単独初主演の目黒 蓮Snow Manのメンバーとして圧巻の人気を見せる傍ら、その演技力が高く評価され、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(22)・フジテレビ「silent」(22)、映画『月の満ち欠け』(22)への出演など俳優としての活躍も目覚ましい目黒が、その圧倒的存在感で、災いをもたらす〝異形“から国を守る若き“陸軍対異特殊部隊長”を演じ切ります。

また、名家に生まれるも、使用人同然の扱いを受け、親の愛を知らずに育った斎森美世さいもり みよを演じるのは、多方面に活躍の場を広げる女優・今田美桜。映画『東京リベンジャーズ』(21)では第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、さらに、日本テレビ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?」(22)で連続ドラマ初主演を務めるなど注目を集める実力派女優が、儚く憂いを帯びたヒロイン役で新境地を切り開きます。

監督を務めるのは、TBS「アンナチュラル」(18)、「MIU404」(20)、「最愛」(21)など数々の名作ドラマを手掛け、今最も新作が期待される塚原あゆ子。本作では映画『陽だまりの彼女』(13)、『浅田家!』(20)を手掛ける脚本家・菅野友恵との強力タッグが実現。
今春、唯一無二の世界観で描かれる、運命のラブストーリーが誕生します。

story

文明開化もめざましい近代日本。特殊な能力【異能】を受け継ぐ家系の者たちが代々、国を治める帝と共に、様々な災いから人々を守り続けてきた。帝都に屋敷を構える異能家系の長女・斎森美世さいもり みよは、能力を持たずに生まれたことで、継母と異母妹から虐げられて生きてきた。すべてを諦め、耐え忍んで生きる彼女に命じられたのは、若くして異能部隊を率いる、冷酷無慈悲な軍人・久堂清霞くどう きよかとの政略結婚だった。数多の婚約者候補が三日も持たずに逃げ出したという噂の通り、清霞は美世に冷たく言い放つ。

「ここでは私の言うことに絶対従え。出ていけと言ったら出ていけ。死ねと言ったら死ね−−

辛く当たられようと逃げ帰る場所のない美世は、久堂家で過ごすうち、清霞が悪評通りの人物ではないことに気づいていく。そして清霞もまた、美世の心遣いに触れ、いつしか2人は互いに心を通わせるようになる。幸せなど到底ないと思われた政略結婚に光が差し込む。

『望んでしまった。少しでも長くこの人と居たいと−−

しかしその頃帝都で、不穏な【災い】が次々に人々を襲う事件が発生。清霞はその最中で国民の盾となることを命じられる。命を賭して戦う清霞。その身を案ずる美世。【災い】の影には、思いもよらぬ陰謀が渦巻いていた。任務を全うする清霞の背後で、美世にも魔の手が迫る。
やがて残酷な運命が、容赦なく二人を切り裂いていく−−

願うのはたった一つ、あなたの幸せ。

cast

目黒 蓮 as 久堂くどう清霞きよか
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今田美桜 as 斎森さいもり美世みよ
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高橋 努 as 斎森真一
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山口紗弥加 as 斎森香乃子
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髙石あかり as 斎森香耶
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小林涼子 as 花
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山本未來 as ゆり江
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小越勇輝 as 辰石幸次
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平山祐介 as 辰石 実
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珠城りょう as 桂子
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石橋蓮司 as 帝
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大西流星 as 堯人
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尾上右近 as 枢木忠則
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前田旺志郎 as 五道佳斗
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佐藤 新 as 望月東弥
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西垣匠 as 岡部秀太
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松島庄汰 as 宮田建祐
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髙橋大翔 as 澤村晋平
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浜田 学 as 須藤嗣治
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津田健次郎 as 賀茂村紀夫
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渡邊圭祐 as 鶴木 新
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火野正平 as 鶴木義浪
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土屋太鳳 as 澄美
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相関図はこちら
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staff

塚原あゆ子(監督)
2005年にTVドラマ「夢で逢いましょう」で演出家デビュー。以降、TVドラマ「夜行観覧車」(13)、「Nのために」(14)など話題作の演出を次々と手がけ、15年には優れたTVドラマのクリエイターに送られる第1回大山勝美賞を受賞。その後も、TVドラマ「重版出来!」(16)、「リバース」(17)、「アンナチュラル」(18)、「MIU404」(20)など、演出を手がけた作品が立て続けにヒット。「MIU404」では芸術選奨新人賞放送部門を受賞したほか、手がけた作品それぞれが多くの受賞歴をもつ。18年、同名ベストセラー小説を映画化した『コーヒーが冷めないうちに』で映画監督デビュー。丁寧な演出に定評があり、いま最も新作が期待される監督の一人。

comment
素敵な挑戦をさせていただけることを、大変光栄に思っています。
壮大な原作の世界を、丁寧に切り取れたらと思います。
現在、撮影は終わり、スタッフ一同全力で仕上げています。
実写だからこその、目黒さんや今田さんの生きた表情と葛藤があふれた映像になっていますので、どうぞおたのしみに。
顎木あぎとぎあくみ(原作)
長野県在住。小説投稿サイトにて作品を発表し、2019年、『わたしの幸せな結婚』で作家デビュー。
同作はコミック、電子書籍を含めて累計650万部を突破する大ヒットシリーズに。
他作品に『宮廷のまじない師』(ポプラ文庫ピュアフル)がある。

comment
この度、大変ありがたいことに『わたしの幸せな結婚』が実写映画化となります。
正直なところ、まさかスクリーン!? と未だに信じられない気持ちでいっぱいです。しかも、メインの清霞と美世を演じてくださるのが、今を時めく目黒さんと今田さん。それだけで豪華すぎて感動しきりなのに、お二人の魅力とキャラクターの合わさった、格好いい清霞と可愛らしい美世、そして『わたしの幸せな結婚』の世界を見ていただけることになって、本当にうれしいです。
新たな作品の形で皆さまにも楽しんでいただけたら、こんなにも幸せなことはありません。ぜひ、ご期待ください。

映画を観た感想
深い奥行を感じさせる世界の描写と、美世と清霞が紡ぐ日常の描写とが見事な対比となって、二人の関係性の変化がより鮮明に映えている、とてもいい映画でした。
塚原監督が描く和風なのに日本ではなさそうな街並みや、CGなども、ただの恋愛物語では終わらせない、この作品ならではの雰囲気の表現に繋がっていてすごくワクワクしましたし、終始、ドキドキの展開でした。
この見た後の満足感を、原作を読んでくださっている皆さんとも、初めての皆さんとも、ぜひ共有できたらうれしいなと思います。

original

原作「わたしの幸せな結婚」
既刊1~6巻 富士見L文庫/KADOKAWA
著:顎木あくみ (あぎとぎ・あくみ)   装画:月岡月穂
コミック「わたしの幸せな結婚」
スクウェア・エニックス ガンガンC ONLINE  ※『ガンガンONLINE』にて連載中
原作:顎木あくみ   漫画:高坂りと   キャラクター原案:月岡月穂
【高坂りと プロフィール】
愛知県出身。マンガ家・イラストレーターとして数多くの作品を発表。
主な作品に『プラネットガーディアン』『たそがれのにわ』(共にガンガンコミックス)、『世界征服チルドレン』(Bʼs LOG COLLECTION)。
“文学少女”シリーズ(ガンガンコミックスJOKER)など。

music

主題歌
「タペストリー」Snow Man
(MENT RECORDING)
2012年に結成されたアクロバットとダンスを得意とするアイドルグループ。2020年1月に「D.D. / Imitation Rain」でCDデビューを果たすと発売3日目にして、109.4万枚を売り上げ、史上初デビュー初週でミリオンを達成。同年リリース「KISSIN’ MY LIPS/Stories」、 2021年リリース「Grandeur」と2年連続シングルミリオン達成。
2022年3月に発売された「ブラザービート」は「オリコン上半期ランキング2022」のシングルランキングで1位を獲得。
本作の主題歌「タペストリー」は、それぞれの孤独を抱えていた二人が出会い、これからの物語を二人で綴っていく様に、Snow Man一人一人が想いを込め歌い繋いでいく、エモーショナルな楽曲となっている。

目黒 蓮 コメント
わたしの幸せな結婚の主題歌がSnow Manの新曲「タペストリー」に決まりました。
この楽曲は、儚さもありながら希望あふれるメロディと、
壮大で切なさのある歌詞が、孤独に生きてきた2人が織りなす純愛、
困難に立ち向かう物語である本作品の世界観を表しています。
Snow Manみんなでこの作品に合うよう、儚さと力強さを表現しながら歌っています。
ぜひ、作品と合わせて楽しんで頂けたら嬉しいです。

production notes

距離を縮めていく2人のラブストーリー
明治・大正を彷彿とさせる架空の世界を舞台に、孤高の軍人と不遇の中で生きてきた女性が心を通い合わせるようになる。そんな物語の映画化は、ある小説から始まった。2019年に刊行され、今や大勢の読者に愛される「わたしの幸せな結婚」(顎木あくみ著)を手に取った時のことを、今安玲子プロデューサー(以下、今安P)はこう振り返る。「タイトルに惹かれて読み始めました。読んでみたら、タイトルからは想像のつかない世界が広がっていて。明治・大正を思わせる世界をベースにしながらも、ファンタスティックで壮大。小説での描写も素晴らしかったのですが、映像で見てみたいと思わせられました」。
ただし、ファンタジー世界となると、生身の人間による実写との相性が良いものもあればそうとは言い難いものも。その点、「わたしの幸せな結婚」で描かれていたのは、主人公である久堂清霞と斎森美世の心模様だった。人々の命を脅かす“異形”と戦う特殊能力、“異能” が存在し、“異形”が引き起こす災いが暗い影を落とす世界を舞台にしてはいるものの、基本軸にあるのは清霞と美世のラブストーリー。政略結婚という形で出会い、徐々に距離を縮めていく2人の心の機微をファンタスティックな世界の中で丁寧に描くことを掲げ、人間ドラマの描写に定評のある塚原あゆ子監督に白羽の矢が立った。「原作の世界観を構築しながら、人間模様をしっかりと描いてくださる。過去の監督作を拝見していて、そう確信しました。それに、エンターテインメントを上手く撮られる塚原監督なら、世界観づくりも一緒に楽しんでいただけるのではないかと思ったんです」(今安P)。そんな製作陣の熱意を受け、塚原監督はオファーを快諾。映画化に向けてのプロジェクトが本格的に始動する。
美しき清霞と開花していく美世を求めて
誰もが振り向かずにはいられない美貌の男性を演じられるのは誰か? 虐げられてきた暗闇の日々を脱し、開花していく女性を演じられるのは誰か? なかなかの難問に思えるが、製作陣は程なくして理想的な清霞と美世に出会う。キャスティングが行われたのは、2022年1月に始まる撮影の1年以上前のこと。まだ映画出演作が1作も世に出ていない時期の目黒蓮に、久堂清霞が託された。「silent」「連続テレビ小説 舞いあがれ!」『月の満ち欠け』など、俳優としての活躍目覚ましい2022年を送った目黒だが、製作陣が注目したのはSnow Manとしてバラエティ番組に出演していた時だという。「長身で端整なビジュアルはもちろん、清霞の本質に近い部分を目黒さん自身に感じました。真面目で、朴訥で、優しい。すごく“清霞っぽい”ですよね。それを、ふとした瞬間に感じさせる。当時はまだ目黒さんをスクリーンで見る機会はありませんでしたから、スクリーンで見たいとも思いました」(今安P)。
一方、今田が演じる斎森美世は、ただただ虐げられ続ける薄幸のヒロインではない。愛されることとは無縁に生きてきた彼女が愛を得て、開花していく“変化”にこそ美世というキャラクターの真髄が詰まっている。華やかな顔立ちゆえ、気丈で快活な役に望まれることも多い今田の中に製作陣が見たのは、変化の先にたどり着く美世の姿だった。「今田さんは天真爛漫で、無垢な部分と繊細な部分を併せ持つ素敵な方。もしも美世が虐げられた人生を送っていなければ、今田さんのような女性だったのではないかと思うんです。それを逆算して演じてもらうことに新鮮さを感じましたし、開花する先に待つ笑顔と強さを表現できるのは今田さんしかいないと思いました」(今安P)。
一見するとクラシックなシンデレラストーリーと捉えられかねない『わたしの幸せな結婚』の“わたし”は実のところ、美世であり、清霞のことでもあると言える。孤独だった2人の出会いは互いに何をもたらすのか。それにより、どんな変化を遂げるのか。原作小説でも映画でも折に触れ、両者の胸の内が細やかなモノローグとともに明かされていく。「そんな2人のバランスと現代性が原作のよさ。塚原監督と脚本家の菅野友恵さんがすくい取ってくださった絶妙なラインを、目黒さんも今田さんも驚くほど真摯に進んでくださったと思います」(今安P)。
歴史的建造物を巡る旅と遊び心の融合
クランクインを迎えたのは、2022年1月下旬。近畿地方の各所で、オールロケーションによる撮影が行われた。「まるで歴史的建造物を巡る旅のようでした」と今安Pが語るように、撮影で使用したのは歴史に名を残す建物ばかり。明治期の日露戦争での連合艦隊司令長官として有名な東郷平八郎が舞鶴鎮守府長官時代を過ごした東郷邸(京都府舞鶴市)は、洗練された和テイストの久堂家に。鹿鳴館などでも知られるイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが設計した六華苑(三重県桑名市)は、洋館のムードが華やかな斎森家に。赤レンガ建築の聖母女学院本館(京都府京都市)はかつて陸軍の庁舎だった経緯にふさわしく、清霞の勤務先である陸軍省に。荘厳な敷地内に国宝建造物を有する専修寺(三重県津市)は、帝都に君臨する一族の居城に。それぞれが姿を変え、作品世界の一部となった。当初は外観のみを撮影し、内部はセットを使用するプランも浮上したというが、各所の協力を得て壮大な撮影の旅が実現。スクリーンを通し、本物の迫力が伝わってくる幸せな結果となった。
とは言え、物語の舞台はあくまで、明治・大正を彷彿とさせる架空の世界。清霞や美世の日常が繰り広げられる世界観の構築も、シナリオ作りと並行して始められた。その過程において、まずはCGクリエイティブアーティストの早野海兵が帝都の全体図を発案し、都のサイズ感や家同士の位置関係を決定。提示されたビジュアルイメージを軸に、“『わたしの幸せな結婚』ワールド”が作り上げられていった。また、“異能”の表現を視覚化にするにあたっては、能力を発揮すると顔に異能
模様が現れるという設定を追加。ファンタジーものとしての定番事象をどう表現し、観る人をワクワクさせるか。天井から降りてくるオクツキ(異能者の墓)、紙から変形する鳥形の式、帝の口から発せられる黒い異能、お風呂で湯を沸かす火の表現など、具体のビジュアルイメージ1つ1つを塚原監督が早期から提示。CG、美術、衣装、メイクといった各チームがそれぞれの役割を担い、世界観を構築していく連携がなされた。そんな中、家紋や国旗・紋章は佐久嶋依里を中心とした美術のチームがデザインし、細部の世界観を統一。そのほか、日本家屋の襖やガラス戸に洋風の装飾を施すなど、既存の建物に遊び心を加えた箇所も多々。歴史とファンタジーの融合により、独特の空間が生まれている。
映像で見たかった『わたしの幸せな結婚』
原作の活字表現を最大限に生かしながら、生身のリアリティを目指す。映画化にあたって掲げられたこのコンセプトは、登場人物たちのキャラクター造形にも表れている。彼らが着こなす衣装も大事な要素で、清霞の軍服は衣裳担当の宮本まさ江がデザインし、すべて撮影用に仕立てられたもの。当然のことながら、「最もかっこいい清霞」がテーマの1つになっている。また、原作の清霞は「透けるような薄茶色の長い髪」と表現されているため、撮影ではシルバーを基調とした色みに。目黒の地毛も明るく染める徹底ぶりと、毎回2時間ほどのヘアメイク時間を経て美しい清霞が出来上がっていった。
一方、女性陣の着物にもそれぞれストーリーが。冒頭の美世が着ている質素な着物は、衣服すら満足に与えられてこなかった彼女の人生を物語るもの。本来ならそれすら着こなしてしまう今田に、撮影現場では“引き算”のヘアメイクが施された。また、久堂家に赴く際に着用しているのは、明治・大正時代に婚礼衣装として用いられていた黒振袖を意識したもの。美しい1着ではあるが、「娘に対して愛のない父親が見栄のみで用意したもの」(今安P)でもある。かたや美世の異母妹・香耶がまとう着物は、モダンで愛らしく華やかなものばかり。それぞれの衣装に目を向けるだけでも、両親から注がれてきた愛情の差をうかがい知ることができる。
そのほか、清霞が美世に見立てた桜色の着物、美世が清霞に贈る紫の組紐、美世が清霞に用意する食事のメニュー、2人がデートで訪れる甘味処のあんみつなど、原作ファンが思わずニヤリとするであろうアイテム描写も。これらはすべて、原作小説に敬意を払う塚原監督以下スタッフのこだわりを感じさせるものばかり。映像で見たかった『わたしの幸せな結婚』の世界が、画面いっぱいに広がっている。

目黒蓮(Snow Man) 今田美桜 渡邊圭祐  大西流星(なにわ男子)  前田旺志郎  髙石あかり 小越勇輝 佐藤新(IMPACTors/ジャニーズJr.) 西垣匠 松島庄汰 髙橋大翔 / 珠城りょう 小林涼子 浜田学 山本未來 / 山口紗弥加 / 平山祐介  高橋努  津田健次郎 / 尾上右近 土屋太鳳(友情出演) / 火野正平  石橋蓮司 原作:顎木あくみ「わたしの幸せな結婚」(富士見L文庫/KADOKAWA刊) 監督:塚原あゆ子 脚本:菅野友恵 音楽:立山秋航 主題歌:Snow Man「タペストリー」(MENT RECORDING) 製作:堀内大示 市川南 安倍純子 藤島ジュリーK. 川村龍夫 池邉真佐哉 岡﨑剛之 緒方寛治 長嶋潤二 Hide 五十嵐淳之  企画:椿宜和 上田太地 渡辺信也 プロデューサー:今安玲子 稲垣優 加藤章一 松本桂子 スーパーバイジングプロデューサー:那須田淳 撮影:江原祥二 照明:杉本崇 美術:佐久嶋依里 加藤たく郎 録音:加藤大和 装飾:堀口浩明 編集:森本大輔 CGアーティスト:早野海兵 VFX:小坂一順 カラーグレーディング:齋藤精二 選曲:遠藤浩二 音響効果:花谷伸也 衣装デザイン:宮本まさ江 ヘアメイク:千葉友子 荻野さおり スクリプター:森本順子  助監督:森裕史 監督補:府川亮介 制作担当:松岡利光 皆見栄伽 ラインプロデューサー:塩村香里 アソシエイトプロデューサー:天馬少京 本多航大 水木雄太 宣伝プロデューサー:近藤渉 製作:映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会 制作プロダクション:TBS SPARKLE 製作幹事:KADOKAWA 東宝 TBSテレビ 配給:東宝

©️2023映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会
character chart
目黒 蓮(Snow Man) as 久堂くどう清霞きよか
名家・久堂家の当主であり、
27歳にして陸軍の対異特殊部隊を率いる部隊長。
誰もが振り向く美貌を持ちながら、
数多の婚約者たちが
三日も持たずに逃げ出すほど冷酷無慈悲と噂の人物。


profile
1997年2月16日生まれ、東京都出身。主な出演作は映画『おそ松さん』(21)、『月の満ち欠け』(22年12月公開)、ドラマ「簡単なお仕事です。に応募してみた」(19/NTV)、「教場II」(21/CX)、「消えた初恋」(21/EX)、「silent」(22/CX)、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(22/NHK)

comment
オファーをいただいた時、(単独主演ということが)少し前の自分じゃ考えらないようなことでしたので、すごく嬉しかったです。(Snow Manの)メンバーに報告したらみんなもすごく喜んでくれました。
原作を読ませて頂きましたが、2人の関係性の行方など時代背景も個人的には新鮮ですごくハマってしまいました。実際に演じる時には、清霞がどうやって心を開いていくのか、という事をすごく大切にしながら演じました。
今作は、明治・大正期をイメージした設定ですので、昔からの日本の歴史を感じるような場所で撮影できたことも大変趣深かったです。衣装も軍服や和装でなかなか着る機会がないので、和服の着こなし方などもたくさん教えて頂き、本当にいい経験をさせて頂きました。
美世役の今田さんとは、この作品ではじめてお会いしたのですが、お会いした時に、原作の美世の雰囲気そのままの方だ...と感じました。
『わたしの幸せな結婚』は、純愛でありながらも、アクションやファンタジー要素があり、本当にこの作品でしか、味わえないようなモノが詰まっている作品です。
久堂清霞を演じる中で真剣に、気持ちを込めて演じさせて頂いたので、是非皆さんに観て頂けたら嬉しいです。
今田美桜 as 斎森さいもり美世みよ
名家に生まれながら、
実母を亡くしてからは継母と異母妹に虐げられ、
使用人同然の生活をしてきた。
厄介払いのような形で、
悪評高い久堂清霞への嫁入りを命じられるが…。


profile
1997年3月5日生まれ、福岡県出身。主な出演作品は、映画『君は月夜に光り輝く』(19)、『東京リベンジャーズ』 (21)、ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(18/TBS)、「半沢直樹」(20/TBS)、「恋はDeepに」(21/NTV)、連続テレビ小説「おかえりモネ」(21/NHK)、「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(22/NTV)

comment
美世は虐げられてきたがゆえに感情を表に出せなくなってしまった子なのですが、そのような役を演じたことがなかったので、正直不安でした。ですが、それと同時に内に秘めた芯のあるところが魅力的な女性だったので演じてみたいと思いましたし、オファーをいただけたことがすごく嬉しかったです。
原作も読ませて頂いたのですが、面白くて止まりませんでした!台本を読んだ時には美世の心情に共感して号泣してしまいました。美世が徐々に心を開いて幸せになっていく姿が格好良くもあり、自分も幸せな気分になりました。
衣装は、終始お着物なんですが、心情の変化と共にその装いも変わっていくので、そこにも注目して頂けたらと思います。お着物を着てお芝居すること自体初めてだったのですが、最初はしゃがんだり立ったりすることにも慣れず、変なところに力が入って筋肉痛になりました(笑)
目黒さんにはじめてお会いした時は、髪型も雰囲気も清霞そのもので「本物だ…」と思いました!
清霞と美世は、2人とも性格上、奥手なところがあって言葉を多く交わさない仲なのですが、撮影中は目黒さんが役での関係性をそのままに現場でも空気感を作ってくださり、とてもありがたかったです。
清霞と美世の2人の行く末を、ぜひ皆様に楽しんで頂けたらと思います。
高橋 努 as 斎森さいもり真一しんいち
斎森家の当主で、美世の父親。
虐げられている美世を見て見ぬふりをする。
山口紗弥加 as 斎森さいもり香乃子かのこ
美世の継母で、実母にそっくりな美世を
目障りだと思い憎み虐げている。
髙石あかり as 斎森さいもり香耶かや
斎森家の次女で美世の異母妹。
幼い頃から両親に可愛がられ、美世を使用人同然として扱う。
小林涼子 as はな
斎森家の元使用人。
美世に愛情をかけた唯一の存在。
山本未來 as ゆり江
久堂家通いの手伝い人。
清霞の母的存在。
小越勇輝 as 辰石たついし幸次こうじ
美世と香耶の幼馴染で、香耶の婚約者。
幼い頃から美世が想いを寄せた相手。
平山祐介 as 辰石たついしみのる
辰石家の当主で幸次の父。
ある理由から美世を辰石家に嫁がせたいと考えている。
珠城りょう as 桂子けいこ
久堂家が贔屓にしている
呉服店『すずしま屋』店主
石橋蓮司 as てい
帝都を治める最高権力者。
未来を予知できる天啓の異能を持つ。
重い病を患っている。
大西流星(なにわ男子) as 堯人たかいひと
次代の帝位を継ぐ皇子。
清霞とは幼馴染。
尾上右近 as 枢木くるるき忠則ただのり
ミステリアスな雰囲気を漂わせる
帝の専属医師。
前田旺志郎 as 五道ごどう佳斗よしと
清霞の直属の部下であり右腕的存在。
若くして部隊を率いる清霞に憧れていると同時に
清霞の私生活も心配している。
明るくお調子者なところがあるが、
実力者であり清霞の側で部隊を支える。
佐藤 新(IMPACTors/ジャニーズJr.) as 望月もちづき東弥とうや
清霞が率いる陸軍対異特殊部隊の一員。
困っている人に手を差し伸べる、正義感の持ち主。
甘味やお酒が好き。
西垣 匠 as 岡部おかべ秀太しゅうた
清霞が率いる陸軍対異特殊部隊の一員。
生まれたばかりの我が子が一番の自慢。
部隊の中でも剣の扱いに優れているが
清霞との一対一の訓練では一度も勝ててはおらず
いつか清霞に土をつけることが今の目標。
松島庄汰 as 宮田みやた建祐けんすけ
清霞が率いる陸軍対異特殊部隊の一員。
口達者で、隊員の中でもお調子者のムードメーカー。
髙橋大翔 as 澤村さわむら晋平しんぺい
清霞が率いる陸軍対異特殊部隊の一員。
入隊時に清霞に熱心に指導してもらって以来、
清霞に対して、憧れと忠誠心が人一倍強い。
浜田 学 as 須藤すどう嗣治つぐはる
陸軍参謀本部本部長で、久堂清霞の上官。
頭脳明晰で⼈望も厚い。
津田健次郎 as 賀茂村かもむら紀夫のりお
宮内省長官。
帝室と陸軍の仲介役。
街の平和維持に努める存在。
渡邊圭祐 as 鶴木つるき あらた
鶴木家の御曹司。
若くして貿易会社「鶴木貿易」の社長に上り詰める。
職業柄、街の情報に精通している。
なぜか常に美世を監視しており、清霞に敵意を示している様子…?
火野正平 as 鶴木つるき義浪よしろう
新の祖父。
表舞台に立つことがほとんどなく、謎に包まれている。
土屋太鳳 as 澄美すみ
美世の母、病気で他界。